清信一芳写真展「呼吸」

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「遠近法」と言ったとき、僕らはそれを、人の目に映る光景をいかにもっともらしく平面に移し替えるかのテクニックの問題だと受け止めがちだけれど、本当はそうではないのではないか。
本当は、その人にとって何が遠くに見えて、何が近くに見えるかを出来るだけ正確に再現しようとする、認識と態度の問題ではないか?
違う場所、違う時間、相容れない想い、生きている者とそうでない者・・・ありとあらゆるものが近くなったり遠くなったりを繰り返しながら、二重写し、三重写しになって「目の前」に去来する。「目の前」は、決して目の前に見える「もの」のみを指し示さない。二度と同じ形を取らない変容。夢の中では時間と空間とが自在に伸び縮みするように。会えないはずの人に巡り会い、気がつかないうちに別れを告げているように。
昨日、仙台のカロス・ギャラリーで、清信一芳写真展「呼吸」を見た。
ギャラリーの白い壁の上で、彼の写真はまるで夜空の星のように、一枚一枚が本来収まるべきところに配置され、冷え冷えとして、それでいて抒情的で美しい、青い光を放っていた。
僕らは、起きている間は起きたまま夢を見、眠っている間は眠りながら夢を見ている。


清信一芳写真展「呼吸」
カロス・ギャラリー(仙台市)にて
2015年3月7日(土)から29日(日)まで/13:00-19:00/月曜休廊
入場料300円(会期中何度でも鑑賞出来るパスポート制)
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# by eguchitakashi | 2015-03-08 11:28 | Comments(0)

今のところ「無題」

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さて、この作品には何というタイトルを付けようか?
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# by eguchitakashi | 2015-03-05 22:12 | Comments(0)

「A」は「Aizu」の「A」

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今日、喫茶店でランチを食べながら『Pen』という雑誌のバックナンバーを読んでいたら、ライカの小特集が組まれていて、ライカを愛用する写真家やアーティストが何人も登場していて、写真も格好良くて、ライカも格好良くて、きっととても素敵なカメラとレンズなんだろうな、やっぱり、と思ったのだけれど、一方で、心の何処かで、ニコンとかキヤノンの特集でないところが無性に悲しく感じられたのだった。
そういうブランドを作るのって、日本人には難しいことなのか。
でも、最近、もしかするとそうした可能性を秘めているメーカーはシグマじゃないのか、という気がしている。
今日、シグマが季刊で発行している小冊子『SEIN』が届いた。今回もカッコイイ。レンズ生産のことがいろいろ書かれているのだが、最新型の製品検査器「A1」の「A」は、工場がある会津(Aizu)の頭文字だと知って、ますます惚れた。
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# by eguchitakashi | 2015-03-04 21:57 | Comments(1)

夢の記憶

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今日、日経新聞を読んでいたら、「詩魂の画家十選」というコーナーで長谷川潾二郎(はせがわ・りんじろう)が取り上げられていた。印象深かったので、記事からちょっとだけ引用。

詩想、夢想のひとであった。花をみては詩が生まれ、風景をみては物語が紡がれた。「現実は精巧に出来た造られた夢である」と記している。「可視と不可視の境界にあるもの。目に見えるものは、目に見えないものだ」とも。潾二郎にとって、現実と非現実はコインの表裏であったのである。

「現実は精巧に出来た造られた夢である」・・・そのとおりだと思うが、証明はできない。夢から覚めたとき、「ああ、あれは夢だったのだ」と初めて気づくはずだが、夢の記憶は瞬く間に消え去るだろう。
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# by eguchitakashi | 2015-03-02 20:38 | Comments(0)

「光の森」プレ公開

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4月の個展開催に先立ち、「珈琲楓舎」さんにて、作品集「光の森」から1点をプレ公開しています。
お立ち寄りの際は、ぜひご覧になってみてください。
三重県尾鷲市の九木神社で撮影した1枚です。海に浮かぶ森、といった雰囲気でしょうか。
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# by eguchitakashi | 2015-02-28 18:03 | Comments(0)

「光の森」補足

DM(案内ハガキ)の写真、実は会場となる「風花画廊/珈琲楓舎」の敷地内で撮影したものです。
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# by eguchitakashi | 2015-02-26 20:22 | Comments(0)

一段落、そして。

写真展「Colorful」(カロス・ギャラリー/仙台市)、昨日で終了しました。
ご多忙の中、また冷え込む中、ご来場くださいました皆さまに心より感謝申し上げます。
普段とはチョット違った顔触れで迎えた昨夜のエンディング、新鮮な印象が残りました。

4月には、福島市内の「珈琲楓舎」さんで個展を開催します。春の日差しが眩しい季節ですね。桜は咲いているかな。
また、ご依頼いただいた仕事を並行して進めていたりもしまして、この先しばらくは慌ただしい日々が続きそうです。

今後ともよろしくお願いいたします。
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# by eguchitakashi | 2015-02-23 19:19 | Comments(0)

写真展「Colorful」

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写真展「Colorful」
カロス・ギャラリー(仙台市)にて
2015年1月17日(土)から2月22日(日)まで(13:00-19:00/月曜休廊)
入場料300円(期間中何度でも入場出来るパスポート制)
「Green Rev.」と「Nara」の2作品を出展しています。

カロス・ギャラリーでは1年ぶりの展示になります。
ここは、僕にとってホーム・ギャラリーですので、「普段にも増して」攻めの展示ができます。
展示発表をするとき、僕がもっとも意を注いでいるのは、作品性とエンターテインメント性をどのように両立させるか、ということです。クリエイティビティとは、そういうことだろうと思っています。

4人の作家が出展します。初日の夜にはオープニングパーティが開かれます(江口も久しぶりに出席します)。
ぜひ会場に足を運ばれて、めくるめく写真世界をお楽しみください。

終了しました。ご来場くださいました皆さまに心より感謝申し上げます。
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# by eguchitakashi | 2015-02-22 19:00 | Comments(0)

進行中

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4月に開催する写真展のDMが出来上がってきた。
詳しくは、機会をあらためて。
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# by eguchitakashi | 2015-02-21 10:49 | Comments(2)

写真家・江口敬のブログ


by eguchitakashi
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